呼び継ぎなど新しいアイディア満載の展示会を見学!

小林奈津子さん作、呼び継ぎを使った「よびねこ」のブローチ
金継ぎ体験でお世話になった手仕事屋久家さんが、吉祥寺で展示会を開催中とのことで、お邪魔してきました。
金継ぎについてはこちら
割れた器が よみがえる 金継ぎ

呼び継ぎを使った「よびねこ」のブローチは種類も豊富
中に入ると、次代の作家さんの作品がズラリ。アクセサリーやかばん、陶器まで個性豊かな作品が出迎えてくれました。

写真は小林奈津子さんの作品「よびねこ」。金継ぎの技術のひとつ「呼び継ぎ」を生かした猫のブローチです。

様々な器の欠片を上手につかって、表情豊かな猫を再現しています。本物の猫と同じく、どれひとつとっても同じものがないので、選びがいがあります!

小林奈津子さん作のバカラの金継ぎ
こちらはクリスタルガラスで有名なフランスの「バカラ」を金継ぎした作品。

金継ぎは和のイメージがあるかもしれませんが、バカラと合わせると、また違った一面を見せてくれます。

小林奈津子さん作のバカラの金継ぎ
世界に一つの、特別なグラスは、使用する時の満足感を一層高めてくれます!

渡邉晃子さん作の友禅染のバッグ
こちらは、渡邉晃子さんの作品。
友禅染もやってらっしゃるとのことで、その技術をつかった淡い色合いの作品が美しいです。

着物などに使われる友禅染を、気軽にたのしめるかばんにしています。肩ヒモにレザーの組みヒモを使っていているところがポイントですね!

渡邉晃子さん作の友禅染のポーチ
こちらの巾着は、あけると鮮やかな色が!

これは、友禅染に使う「色」を作る際に使われた布を使ったもの。友禅染は繊細で、色を作るにも大変な技術が必要です。

色をつくっては、試し、作っては試す、その工程が繰り返された中で、この色合いができています。

同じものがひとつとしてないのもポイント!

渡邉晃子さん作の友禅染のブローチ
こちらも同じ布を使ってつくられたブローチ。

細川治さん作の器
こちらは細川治さん作の器。

緑がきれいで、特に、器の底の透明な緑のガラスが気に入りました。ひとつひとつ、色の濃淡やヒビの入り方が違うので悩まされます!

金継ぎを使ったアクセサリー
他にも金継ぎをつかったアクセサリー、呼び継ぎの器など、色々な作品を楽しませていただきました。

こちらは、金継ぎの技術をつかったアクセサリー

呼び継ぎをつかった器
呼び継ぎをつかった器。鮮やかな藍色が美しいです

細川治さん作の緑の器
今回はこの3点をゲット! こういった器があると、食卓の会話にも花が咲きます